環境文明21は、環境負荷の少ない持続可能な環境文明社会の構築を目指す環境NPOです。
  

民主主義の一つの形
昨日9日、仙台市で「みやぎ環境税の活用に関する請願案についての意見交換会」が開催された。主催は、『みやぎ環境税を育てる会』という地元有志による会である。

宮城県では平成23年度より、地球温暖化防止を主たる目的とした環境税を徴収している。多くの場合、税金の導入の際には高い関心を示す市民も、いったん導入されれば、その使い道にはほとんど無関心である。
しかし、彼らは、それが本当に温暖化防止のために有効に使われているだろうかという疑問を持ち、実際の使われ方を調査し、問題点を把握し、もっと有効に使われるようにするにはどうしたらいいかを考え、議論し、それらを提案書として取りまとめ、昨日、県議会議員に請願の形で提出したのである。

実は環境文明21は政策提言型NPOとしての実績を活かし、3年ほど前から、このメンバーの活動を様々な形で支援してきた。

最初は、持続可能な社会の考え方や環境問題の現状、具体的な解決策について学んでもらった。2年目からは、実際に環境税をより良いものにするために、具体的な現状の課題を抽出し、それを解決する為の方策についても議論し、最終的には改善策を提案としてまとめていった。このプロセスは、彼らにとって政策提言活動の流れを学ぶよい機会になったと思う。

また、提案という形での議員への働きかけも、彼らにとっては初めての経験だったため、はじめはなかなか思うように進まなかったが、その都度議員との付き合い方のコツ?を伝えているうちに、すっかり慣れたようである。

政策提言活動についての市民の認識は、東京と地方ではかなり隔たりがある。
しかし、私たちのこれまでの経験を地方の有志に伝えることで、彼らは彼らなりに地元の強みも活かしながら、立派に政策提言活動を行うことができるようになる。

「環境は市民みんなのもの。だからその政策作りには市民も関わる。」
その一つのモデルが生まれたと思える、うれしい1日だった。
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by JAES21 | 2015-02-10 17:30 | 藤村コノヱが斬る
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環境文明21の共同代表「加藤三郎」「藤村コノヱ」の両名が、時事問題等を斬る
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