平成24年の通常国会が始まった。
話題の中心は消費税アップと社会保障制度の一体化あたりに集中し、ほかにも重要な問題は、山とあるのに、それらは、忘れ去られ気味である。
なかでも、持続可能な次世代を考えれば、生きる枠組みを規定する憲法の問題を避けて通るべきではない。私たち環境文明21は、現行の憲法に全く欠けている環境条項の追加を目指し、長い間、活動してきた。
昨年、やっと衆参両院に憲法審査会ができたので、その全メンバープラスアルファに私たちの思いをぶつけてみたが、どの程度の反響があるのか、今のところ心もとない状況である。
社会保障も財政ももちろん重要ではあるが、憲法の重要性も忘れてもらっては困る。それは、国の基本的な方向性を決めることだからだ。
この時期だからこそ、改めて、憲法について考えてみませんか。
日本国憲法に環境条項を追加する提案(第4次案)
立法化部会