環境文明21は、環境負荷の少ない持続可能な環境文明社会の構築を目指す環境NPOです。
  

国民投票を目指す~徹底した議論を~

脱原発の動きが盛んである。一昨日も関連するグループの集会に参加したが、即時停止から徐々に、という考えの人まで、幅広い参加であった。私自身は、勿論脱原発だが、即時停止は現実問題として難しいだろうと思っている。老朽化が進んだものから、10年くらいをかけて順次停止していく、その間に再生可能エネルギーを増やしていく、という考えだ。

しかし、政府はどちらとも決めかねて、ちぐはぐな発言に終始しているが、その間にも、従来通りの密室で、経産省主導の原発立て直し政策が進んでいる。「本当に懲りない、無責任な人たち」である。
こうしたやり方は、何としても阻止しなければならないが、その一方で、私自身は、原発を今後どうするかについて、将来世代も含む全ての国民の暮らしと生命に関わる問題なのだから、国民投票を行うべきと考えている。
実際、そうしたことを目指して活動する人たちも幾つか見られる。

ただし、事前の充分な国民的議論を経ての国民投票が必要だと思う。
そのためには、例えば、投票前の1年間をかけて、全国の地域、職場で、そして国会でも、そうした学習と議論の場を設ける。あるいは、学校でのエネルギー教育の中で、今まで避けてきた議論を行う。あるいは、学識者やNPOなどある程度の専門性を持った人たちの公開討論会を各地で開催する、などである。

日本を持続的な社会にしていくには、一体どの程度のエネルギーが必要なのか?省エネでどれくらい減らせるのか?再生可能エネルギーでどの程度賄えるのか?原発がなくなった場合の社会・経済、暮らし面でのメリット、デメリットは? など、多面的な議論を経て、国民投票を行うのが望ましいと考えている。

そんな時間はない、と言われるかもしれない。
しかし、日本の将来に関わる問題である。1年くらいかけて、みんなで真剣に議論し、みんなで真剣に決める。それくらいの時間は必要だと思う。
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by JAES21 | 2011-06-23 16:09 | 藤村コノヱが斬る
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環境文明21の共同代表「加藤三郎」「藤村コノヱ」の両名が、時事問題等を斬る
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